気づいた想い

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さて何から話そうかしら。 先に言っておきます。 陽菜は私達の娘です。血の繋がりとか、戸籍とか、そんなものは全く関係ありません。 陽菜が生まれたときのこと、陽菜が我が家にやってきた日のこと……今でも鮮明に覚えています。 陽菜が生まれた時は、私達の娘ではありませんでした。大切な大切な親友の娘。 でも私達には息子しかいなかったので、陽菜に会えば本当の娘のように可愛がっていました。
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