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性的経験の一切無い奏にそんなことを押し付けても出来るわけがない。
ぽろぽろと涙をこぼす奏に近づくと、頬にそっと宥めるようなキスをして、自分でスカートをめくらせた。びしょ濡れのショーツ を「奏が淫乱だからこんなに濡れたんだね、気持ち悪いね」と言って脱がせ、M字開脚を優しく強要する。
処女なのに、こんな変態じみたことを強要されて、奏の身体のみならず、胸中がどれほど痛く軋んでいるか想像するだけで蓮登の胸は高鳴り、股間は痛いほどに張りつめていた。
我慢の限界、というのも誇張表現なんかではない。
でも、大切な宝石に一気に傷を入れるのは本意ではなかった。
本人も気づかない程度に、少しずつ壊していきたかったから。
「楽にしてあげたら、自分で出せるかな?」
言葉の意味を理解できないままに、ただ甘い雰囲気に流されて奏がこくんと頷くのを確認すると、彼女の花芽に優しく手を這わせその後激しくこすって絶頂に導いてあげた。グズグズしていた快感が身体の奥で纏まって一気に弾ける。
「やぁあん、変になるぅう……っ」
奏は、その日一番の嬌声をあげて果てた。
一度解放されたことで、少しだけ落ち着いた奏は蓮登に導かれるままに秘所に指を入れて、今日、何時間も自分を苦しめた玩具を取り出したのだった。
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