ぼくの時間

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朝8時、ご主人様が出掛けたあと、水をガブガブ飲み、ちょっとひと眠り。 さぁ、ぼくの時間のはじまりだ! ぴょっい、とフェンスを軽く飛び越え、鍵が開いてる勝手口から外に出る。 勿論、扉を閉めるのを忘れずに。 勝手口から出て、すぐに会うのは、いつものアイツ。 アイツはいつものように、ぼくに向かって「フゥー」と威嚇するように喉を鳴らす。 ぼくが気にせず遊ぼうと近づくと、アイツは身構えて前身を低くしお尻をつき出す。 そして、「ニャー」と鳴き声を挙げつつぼくに猫パンチを咬ます。
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