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眩しい日差しがカーテンの隙間から差し込む。昨夜はほとんど眠れなくて、頭が重い。
それでもどうにかベッドから起き上がり、日差しが差し込む窓の方へと向かった。
昨日の雨が嘘のように眩しい日差し。そっとカーテンを開けると、雲ひとつない青空が広がっていた。
眩しさに目を細めながら見てしまうのは、窓越しに見える保坂君の部屋。
固くカーテンが閉じられていて、部屋にいるのか、既に朝練に出てしまったのか分からない。
「朝なんて、きてほしくなかったな」
ギュッとカーテンを握りしめた。
昨日はお風呂に入ってそのままベッドの中に潜り込んだ。
両親がお土産にケーキを買ってきてくれたけれど、とても食べられるような状態じゃなくて、とにかくひとりになりたくて堪らなかった。
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