闇に落ちていく

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「沙弥ちゃんと、こうしてイブを過ごせるなんて夢のようだよ」 二人は食事を済ませ、リビングのソファーでワインを飲みながらくつろいでいた。 「私の方こそ、だよ。 圭さん、ありがとう」 圭が沙弥の耳から首筋にかけて指を這わせる。 「あ・・・」 沙弥の体がビクンと反応する。 「綺麗な首だ・・・」 圭は両手で沙弥の首に優しく触れた。 沙弥はゾクゾクと沸き上がる衝動に酔いしれる。 「綺麗だ・・・が、細い首だ。 直ぐに折れたら、楽しめないな」
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