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その頃、
─ブレイズワールド・オンライン森林フィールド上空─
「発光信号だぞ!Indigo!」
「下で助けを求めているな!ナビゲーター!信号の所まで戻って30秒間ホバリング!」
「了解いたしました。マスター!」
「おいおい!まさか助けに行く気か?」
「そのまさかだよ!」
祥政は、降下用のロープを持って言う。
─20分前ブレイズワールド・フィールド 始まりの街─
「なぁ、Indigo!お前の乗り物で行こうぜ!」
「はぁ?自分の乗り物は?」
「馬しかないんだよ!頼む車両で送ってくれ!そうだ!いっそのこと空で飛んで行こうぜ!ブラックホークとかハインドD使ってさ!」
「ブラックホークもハインドDも使えないよ!」
「えっ?!何で?」
「レベル制限!ブラックホーク使用はLv-80、ハインドDは、Lv-90で使えるんだよ!」
「えぇぇぇ!じゃあ何が使えるんだよ?」
「初期レベルで使えるのは、偵察警備用オートバイと、輸送車両ハンヴィーと、軍用ゴムボートと、輸送ヘリ『ヒューイ』ぐらいだよ!」
祥政は、健太に使用できる車両を説明する。
「でも、ヘリは、あるんだな!ヒューイでいこうぜ!」
「分かったよ。でも、空から行くのは諦めないんだな……」
健太は、祥政の説明に納得し、祥政は、呆れながらヘリを要請する。
二人は、ヘリに乗り、森林フィールドへと向かって行った。
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