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─翌日 現実世界─
百合と祥政は、それぞれ自分の家を出て学校へと向かった。
「おはよう、楓。」
「んみゅ?ふぁぁ、おはにょ……百合。」
百合は、寝惚けた楓と合流し、一緒に登校する。
「どうしたの?また徹夜?」
「あの後、ブレイブストーリーズのアップデート内容の詳しい情報を調べてたんだけど全く見つからなくて、気づいたら朝になってたのよ。」
「もぅ!情報もいいけど、程ほどにしなさいよ!でないとまた、生徒会から睨まれても知らないわよ!」
「はーい!成瀬委員長!気を付けます。」
二人は、冗談を言いながら学校へと向かっていく。
同じ頃、
「よっ!祥政!」
健太が、祥政の背中叩き挨拶をする。
「痛ってな!いきなり何すんだよ!」
祥政は、背中を押さえながら言う。
「背後を警戒してないのが悪いんだよ!」
「そう言う健太は、最下位ランク組じゃないか?」
「それは言うなよ、祥政~!あれは、セットしていた兵科が悪いんだよ。」
祥政は、仕返しに昨夜の健太の成績を言うと健太は、慌てて言い訳をする。
「偵察兵と通信兵のアビリティーじゃあ、ほぼ無理だよ。索敵スキルなんて使えるかよ!」
「使えるよ! 」
「いいか?……」
祥政は、健太にスキルの使い道を説明し始める。
祥政の説明は、偵察兵のアビリティーにあるステルス迷彩と言う姿を消す能力を使いながら通信兵のスキル、エマージェンシーと言う仲間に応援要請できる能力使って知らせながらエネミーの耐久値を減らしていきながら参加貢献ポイントを稼ぐと言う方法だった。
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