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アレから何十年経ったんだろう。
この事件は風化され忘れられたが私は全く忘れることが出来なかった。
そしてどんな理由であれ人を殺したという罪の意識は消えることがなかった。
そしてその両親をみながらまだ10才もいかないあの人は私にありがとうとかいって死んでいったんだ。
あの人の分まで生きなちゃと思った。
あの人の見たかった世界をちゃんと見なちゃって。
私はこの日記を墓場まで持っていくつもりだ。
他の人は完全に忘れたとしても私だけは、あの人の存在を忘れないためにも・・・
私はこれからもこの罪と罰を背負いながら生きていく。
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