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危険とはチャンスを逃すことだ。
特に
僕みたいな恋する男にとっては。
危険とはその相手を逃すこと。
「やあ」
焼けるような暑さの中。
僕は一目散アンジュのいるプールに駆けて行った。
「やあ」
プールの中。
クルリと一回転してアンジュは現れた。
「おいでよ」
呼ばれるがまま僕は水の中に飛び込む。
温度差で心臓が止まりそうになったが
構うもんか。
アンジュは待ちきれない様子で水をかき
僕を抱き寄せ口づける。
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