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ユウイチ達が来たことに気づいた参加する教師達は笑顔で手招きをしていた。
「やぁ今日はよろしく頼むね?専門部の皆さんの担当場所は中庭だからよろしくね、他の場所は一週間前から掃除をして終わってるからそこだけでいいからね」
「「「「「了解しました/りょーかい/ふーん」」」」」
「じゃあ3時間後ここにまた集合だから、熱中症と脱水症になったら健康管理の人工知能に接続すること、じゃ頑張ってね!」
男の教師は内容を手短に話しすぐにどこかの掃除に行ってしまった、5人は担当の中庭に掃除道具を装備して向かった。
「わーお、どうする?これ、世にいう“不良生”が集まっているんだけどさ?ここは強行突破でもする?それとも問答無用でなぎ倒す?」
「ちょ、ちょっと待って?どっちも意味は同じだよ!?ここは平和的に話し合いがいいんじゃないかな、話せばわかると思うから?」
「じゃユウイチさーんが試し出来てくださーい、アユ達は暖かく見守るので、早く逝ってらっしゃーいデース!」
「ぎゃ!ちょ、タイム!押さないで、まだ心の準備が出来てないから、待て待て、落ち着くんだカズハ、アユ…チヅルもかよ!あ……」
カズハがいつまでも踏ん張って逝かないユウイチに対しシビレを切らし飛び蹴りを与え見事に不良生の集まっている中心に逝った。
「どうした?兄ちゃんここは反学校団だぞ?オメェーさん見てぇなガキが何のようだ?」
「ひゃ、ひゃい!え、えーとここの掃除をしに来ました……「ア?」ギャー!すみませんでしたァ!退散します!」
何十人もの不良生がいっせいに睨んだためすぐに中庭から逃げたユウイチ、カズハとアユはクスクスと笑いチヅルがため息をついている。
「馬鹿なの?ホントに馬鹿?え?ウチならあんなヤツすぐにズバッて殺って片付けをするのに……はぁ次は私が行くから…ちゃんと学習してね☆」
「は、はい」
チヅルはニコニコしながら不良生に近づいていく、不良生達はニヤニヤと笑いとても下品だった。
「1つお願いしますね?ここから出てけ悪馬鹿低脳ガキ共?★早く出ていかないとウチが綺麗に掃除するけど?どうする?★」
ものすごく強めにチヅルは言う。不良生達はすぐに怯えてしまった。
「「「「「スミマセンデシタ!」」」」」
「なら、掃除してね?じゃないと消すから?ほら、早く取り掛かれ!」
チヅルのことを鬼と思った4人組…
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