第1章 未来都市ノ公安警察

3/21
3人が本棚に入れています
本棚に追加
/33ページ
西暦3119年……何もかもがハイテクな時代になり今現在ではワールドセキュリティネットワークと言うネットが使われるようになっている。 このネットワークは自分の分身アバターを作り自由に動け、そして遊んだり仕事をしたりすることが出来る。今では全世界の人達がこのネットを活用している。働ける歳も下げられ小学校を卒業すると働けることになっている。 そして世界の中心とも言われる国“神和国”と呼ばれる未来都市。この都市がこのネットワークを開発し新しい機器を生み出した。今現在では人口12億人に達している。 今現在でも警察庁はあり事件を解決している。そして全ての専門をする特殊な“全専門部”と言う部がある。その部は鑑識、捜査、張り込み、潜入様々な事が出来る唯一の部だ。 そしてそこに所属する5人の学生達……… 「あぁ!またアイス食べましたねぇ……このチヅルさんッしかもオレンジメロンのアイスちゃんをッ!」 スプーンを片手に持って大声で叫ぶ黄色髪の女の子、“アユ” 「あ、ごめんね……誰のか分からなくて食べちゃった、申し訳ないです~」 ソファに座りくつろいでる綺麗な黒髪の女の子“チヅル” 「もぉッ私がアユが楽しみにしてとって置いたのにぃ……どうしてくれるのですかッ!」 「はいはい今度 なにか買ってあげるからそんなに騒がないで?」 「本当ですかぁッ!やったデース~約束ですよ!?ほら、倭国の“指切り”を!」 アユの機嫌が良くなり普通の声(普通と言っても高音だが…)に戻った。 倭国と言うのは2500年頃に沈没した国のことだ、倭国の者達は新しく出来たここの国“神和国”に移動したと言われている。 「はいはい」 「「指切りーげんまんー嘘ついたらー針千本、飲ーま、指切った」」 指を離すと何事も無かったかのようにくつろぎ始めるチヅル。アユは数分かは飛び跳ねて喜んでいた。 倭国の文化は受け継がれており中心街から少し離れたところでは和風建築の住宅がある、そして遊びや服、食などもしっかりと受け継がれている。 この全専門部には推薦されたものが入ることが出来るが推薦される事はめったにないくらいに凄いのだ。
/33ページ

最初のコメントを投稿しよう!