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ガチャ、バタンッ……
「アハハ、またやってるプッ……今度は何をやったのアユちゃんチヅルちゃん?」
ドアを開けて入ってきたユウイチ、手には色々な資料を持っている。
「チヅルさんがアユのデザートを食べたんデースッ全く酷いデース」
「それはさっき解決したでしょッ!」
また言い争いが始まりそうになる2人。ユウイチは笑いながら資料を机の上に置く。
「資料室まで聞こえてるよ二人共アハハッ!」
「「え?」」
「みんな笑ってたよ?」
「oh......」
怒りは消え恥ずかしいと思ったチヅル。アユは諦めチヅルの横に座った。
ガチャ…バタんっ!乱暴にドアを開けて入ってきたオレンジピンクの髪の女の子。
「うるさいと思えばチヅルとアユでしたかぁ!即身成仏させて殺りますよ!?」
入ってきてそうそう物騒な発言をしたのはカズハ、アユと仲がいいのだがチヅルとは少し気が合わないらしい。
「ちょ、怖い怖い!殺人現場作らないで!オッケー?」
「ユウイチ居たんだ、知らなかった、ごめん☆」
「ちょっとぉ!?」
ガチャ!バタンっ!
すると今度は別室のドアが乱暴に開いた。
「あー!もううるせーよ!寝れないじゃねぇーか!寝かせろ!」
「オー怖い怖い狂人を目覚めさせてしまったようだ……安心したまえ、アタシが闇の力で処すぞ!」
「ファイトーデース、カズハ~応援してマース」
「騒がないでね、テレビ見てるんだから」
「いけいけ!カズハ!応援してるぞ、アハハ!」
「何言ってんだ?カズハ……痛いぞプッ………それとユウイチとアユは応援するなよ……」
「何だってぇ!?」
部屋にあるドアから入ってきたのは犯罪者コウヤ、さっきまで寝ていたようで髪はボサボサ服はいちごパジャマ。
「あ、いちごパジャマ……そういう趣味が「断じてない!」なーんだ」
「多分用意された服がたまたまいちごパジャマだったんでしょ?アハハハッ!最高だな!」
「可愛げありますデース!」
「もうヤダ、寝る……」
「さいなら~デース!」
バタン……
部屋から立ち去ったコウヤ、ドアが閉まると同時に騒ぎ出すカズハとアユ。
「チッス!アユちゃん明日から学校ですよ?大丈夫ですかぁ?」
「大丈夫デース!カズハちゃんも大丈夫デースか?」
「甘く見ないでね?大丈夫に決まってるでしょ?楽しみ半分だるい半分だね……」
カズハはアユの足元の隣に座った、アユは立ち上がり冷蔵庫に行きジュースを2本取り出しカズハにあげた。
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