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「ところで今日なんで雑務を引き受けたんですかーユウイチサーン」
アユは不満げにユウイチに聞く、ユウイチは皿を置いて考えるポーズをする。
「なんでかなー……資料室に行った時上司の方が明日から新学期だろ?って言ってきてボクが答えたら上司人がさー学校で人手が足りなくて困ってるーって聞いて行くことにしたんだ~」
「それが掃除だったんですかぁーむむもうちょっと考える事は出来ないんです?ユウイチサーン」
「ごめんごめん、それとカズハちゃんもさっきから睨まないでよ…怖い怖いアハハっ!」
「な…気づいてたんだユウイチのくせにやるな……今度は気づかなようにしなきゃね」
「カズハさっすがーデース!流石マイの親友デース~」
「でっしょ?アタシは雑務じゃなくてちゃーんとした任務がやりたいんだッ」
「はいはい、早く食べて学校行くよ?ユウイチ君もちゃんと内容を確認してから引受けてちょうだい?じゃないとめんどくさい」
「す、スミマセン」
その後は静かにお昼ご飯を食べた。チヅルは食事中に黙って食べなかったユウイチ、アユに少しイラついていた。今現在進行形で笑顔が黒く輝いていた。
「ほら、食べたらお皿運んでね?アユ?ユウイチ?アタシはまだ食べてるからさぁ~」
「「リョ、リョウカイシマシタ!」」
「ホントに馬鹿だよねアユってさーククッ最強に笑える、俺ならあんな笑顔効かないのにクク」
「コウヤ?アユの事を馬鹿にしたな!?1度永眠しよっか?ね?大丈夫痛くないよぉ?」
「遠慮するわ、俺は準備してくるから」
「あ!逃げた!待て……「カズハちゃーん?」ハ、ハイ!」
「お皿、持って行けよ?ね?」
「お、おっけーで、でーす」
やたらとルールに厳しいチヅル、流石倭国の血を引き継いでいる。カズハはアユと一緒にお皿を持ってキッチンに行きお皿を置いた。
それからはソファにまた座り時間が立つまでは体力温存をする事にした。
「なーに残そうとしてるのかな?」
「いえ、これは、そのーお腹がいっぱいでして……」
「ほら、早く食べんかいユウイチ!食器洗いの棚に入れる時間が無くなるでしょ!?」
「ごめんごめん、早く食べるから許して!ほら!もう食べたでしょ?」
「うんうん、じゃお皿置いてね」
「(さすが鬼女だ……怖すぎる!)」
「何か言った?」
「エ?何もイッテナイヨ!」
ユウイチはすぐに部屋に戻った。
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