さよならを君に

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君と出会ってから、もうどれくらい経っただろう。 確か少し肌寒い、3月の夜だったはず。 第一印象… “なんだコイツ?” ごめん。 正直、仲良くできるタイプじゃないなって思ってた。 なんか、よく喋るやつだなって… ほんとのことを言うと… 苦手な人だった。 でも、礼儀として話してた。 それだけの存在だと思ってた。 それで終わるって。 でも、君はそんな僕の嘘を見抜き続けた。 どうして…なんで… 気づいたら、嘘の仮面が外れていた。
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