さよならを君に

4/13
前へ
/13ページ
次へ
眠かったり、データ使用量がやばかったりしても、君の声が聞きたくて頑張っていた。 明日も休みだから、少々寝なくても大丈夫。 通信制限が来ても、あまり使わないから大丈夫。 そう言い聞かせて、時間を割く日々。 実は、睡眠不足で辛かった日もあった。 親に怒られても、布団のなかに潜って聴いていた。 それくらい、特別な存在になっていた。 一方通行な思い… “こんな重いやつでごめん…” 何度も言い続けていた。 何度も書き続けていた。
/13ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加