さよならを君に

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誰かと楽しそうに話す君を見て、嬉しかったり、悲しかったり… 複雑な気分だった。 これは、恋じゃない。 そう否定していた。 叶わないと分かってたんだ。 出会った瞬間から、きっと僕は君に恋をしていた。 一目惚れ… 「絶対にありえない!」 これは暗示でも、否定でもない。 ほんとのこと。 “恋なんて…していない…” 携帯の画面に映る顔は、一筋の滴が流れていた。
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