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新しく美しい日本を作るには
参議院選挙は、改憲勢力が大勝した。
前のブログで、『前泊博盛「日米地位協定入門」』という本の紹介をしたのは、日本は完全な独立国では無いのを知って欲しかったからだった。
『日米合同委員会』というアメリカ軍と日本政府の会議があって、そこで様々な事が決められている。
日本の空域を、何で米軍が支配しているのか?
日米地位協定の秘密協定の中で決められているから、日本自身が空域を支配出来ないのだ。
自衛隊も、アメリカ軍の補完戦力にされているのだから、改憲されたら、アメリカの戦争に参加させられる事になるだろう。
安保条約では、アメリカが日本を守る為に参戦するにはアメリカ議会の承認を受けなければならない。
日本を侵略した勢力は、アメリカ軍基地を攻撃しないで、自衛隊だけと戦えば良いのだ。
そして、アメリカ議会の承認の前に、日本を降服させれば良い。
確かに非現実的だと思う方は多いかも知れない。
が、先ず先制攻撃で航空自衛隊を壊滅させる。
次に、レーダー撹乱のチャフを大量に投下して、日本の戦車を潰す。
数百機の無人航空機を囮にして、地対空ミサイルを消費させてから、戦闘機の航続時間一杯の時間になったら、航空基地を潰す。
これだけの事で、日本を守る壁は消滅するのだから、航空支援の無い地上部隊を、空から攻撃し、弱った所で離れた地域に上陸し、その市民を包囲して、日本政府に降服勧告を出せば良いのだ。
10万人単位の都市を幾つか包囲すれば、国を守る意気地の無い日本人は、市民を犠牲にするなと大合唱を始め、降服する事だろう。
かくして日本占領は完成する。
それを見たアメリカ議会は、既に日本は占領されたのだから、日米安保条約の義務は無いと議決する。
占領された日本人は、アメリカに文句も言えない。
日米安保条約は、アメリカが参戦するには議会の承認が必要だと書いてあるし、アメリカは参戦するかどうか、議会で真剣に議論はしていたのだから、日米安保条約を忠実に実行していた事になるのだから………
これは極端なシナリオではあるが、日米安保条約に従って考えると、こんなシナリオも可能という事になるのだ。
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