雨の日には

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雨の調べを聴きながら 小窓から空を見上げる 雨と雨との僅かな隙間に 貴方と私の想いが揺れる 重なりそうで すれ違う 同じようで 違う重さの そのひと粒、ひと粒が 地に叩きつけられては 悲鳴の如く 跳ね上がる 雨の日は 本当の想いが 見え隠れ 雨の日は 好きで嫌いで また好きで いつまでも、いつまでも 空を見上げる
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