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その日、恵美は亜子にはっきりと言った。
もう、これ以上メール文は書かないと
亜子はおおいに不満そうだった。
たとえ亜子に嫌われても、これでおしまいにする。と恵美は思った。
そうしないと、本当に自分自身が崩れてしまいそうだった。
すべて終わった。
さようなら、私の恋人
アパートの一室で、雨が降り注いでいるのを恵美は見ていた。
今は苦しくて、そして悲しい。
いつか希望を見出せる日が来るのだろうか。
こんな自分にも
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