act.1 The encounter of the destiny ―運命の出逢い―

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花華院一族が、グローバル企業であること、著名なソーシャライトであることも、また然りなのである。  世界屈指の花華院コンツェルンは、「お抱え弁護士の数でもグローバルなんだな~」などと、現実味がないので適当なことを考える美咲であった。  「つーわけだからさ、ミサキはなんも気にすることなくオレらに甘えてろ」  「そうそう♪ 早く僕のお姫さまになって~♪」  「あ゛あ゛!?」  「……僕たちのお姫さまでした~ へへッ」  (やれやれ……) 深い深いため息。  翔海の「してやったり!」な笑顔と、天翔の「僕をほめて♪」な笑顔を見て、やはり大きなため息をつく美咲であった。
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