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…あら、寿さん、お久しぶり…」
顔を会わせるなり、諏訪野マミが私に話しかける。
会場は六本木のホテル、
すでに、諏訪野マミと藤原ユリコは席に着いていた。
私はジュン君と席に着いた。
ジュン君を見た、藤原ユリコの顔が驚きに変わる。
が、それも一瞬、すぐにいつものポーカーフェイスに戻った。
「…ナオキが来ると思っていたんだけど…」
と、ユリコ。
「…あのひとは今日、どうしてもはずせない用事があって…」
と、ジュン君。
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