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「まぁ、あれですな。今回の事が我が合衆国と同盟国である日本で起こってくれてよかったと思うべきですかな」
国防長官が溜息交じりにそんな言葉を漏らすと、何人かの同席者達が静かに首を縦に振った。
「どうせならば我が合衆国をと言いたいが、まぁ極東の国々が受けた精神的ダメージを考えれば、我々がこうして目の下にくまを作っている事など可愛いものか」
大統領はそうつぶやくと、今後の合衆国のかじ取りを思い描き、そして巨大化してしまった同盟国日本とどの様に付き合っていくのかを議論し始めた。
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