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「お前のナナヨン愛は十二分に分かった、だからもうそろそろ戻るとするか。もうすぐ昼休憩が終わりそうだ」
「分かった」
既にパスタを食べ終えている佐野だったが、藤田は七四式戦車を熱く語っていた為最後の一切れには手を付けてはいたが食べてはいなかった。
急いで最後の一切れを口を大きく開けて口に放り込むと、手に付いたソースやかすを紙ナプキンで拭き取ると、最後に流し込むように残っていた飲み物を口に流し込んだ。
「ありがとうございました!」
お会計を済ませ店を後に商店街を抜ける二人、そして職場へと歩いて戻った二人は互いのデスクで週末に向けて午後からの仕事に精を出し始める。
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