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「アア……」
念入りに肌を焼くように
ウエストから太ももまで
滑り降りる手が。
「もっと開け」
力の入った膝を撫で開かせる。
「本当にまだ使ったことがない?」
「もちろんだよ……」
でなきゃこんなに
緊張するもんか。
「新品」
アンジュの吐息は
甘い蜜の香りがした。
「さて、手入らずの蕾はどこだ?」
「アンッ……」
耳元に囁きながらアンジュの指は
まだ誰にも触れられたことのない部分を探り当てる。
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