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「これは……?」
「アロエジェルだ。日焼けしたから」
何もそこまでじゃない。
だけど言うまでもなく。
「必要だろ?」
アンジュは黙々と
僕の身体中に冷たいジェルを塗り込んでゆく。
案の定
僕の足を滑る手は
つるりと内腿の間に入り込んで。
「そこはっ……」
「何?」
「だって……焼けてないよ」
開こうとする。
無表情の
沈黙が怖い。
「でも必要だろ?」
「あ……」
言うが早いか僕の下腹部にも
彼はたっぷりとローションを垂らした。
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