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望みはなんだろう。
昨日アンジュが
僕にしてくれたみたいにすればいいのか。
それとももっと違うこと?
「そんな難しい顔するな」
「だって……」
「気持ちいいんだよ」
アンジュは背中を逸らして
手を動かす速度を速めた。
「おまえが見てるだけでも――」
息が上がって
声が掠れる。
今にも弾けそうなほどなのに。
「ンッ……」
アンジュは自分を締め付け
コントロールして
「アアッ……」
むしろ苦痛を課しているみたいに見えた。
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