不可思議ないきものとの契約

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 「よろしい。では契約は完了した。そうだ、ひとつ言い忘れていたが、君がちゃんと約束を果たすように、私の娘を監視役として常に君のそばへとおくことにする。娘をしばらくのあいだ頼むよ。」 シャンベクは、 この奇怪ないきものの娘とは、 どんなに恐ろしいものかと身ぶるいをしましたが、 シャンベクが返事をする間もなく、 遺跡の風景は消え、 別の場所に飛ばされていました。
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