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しかし、
よくよく考えてみれば、
その秘密のことをようく覚えてはなく、
しかも、
あのこうもりのようないきもののいうことには、
秘密をもらすと、
死んでしまうらしいのです。
すると、
シャンベクは、
まだ若い人生でしたから、
自分の生命が惜しくて、
カルキツェン王の魂に対し、
秘密をお教えすることはできない、
そもそも秘密は知らない、
と言ったっきり、
その場を立ち去ろうとしました。
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