3人が本棚に入れています
本棚に追加
この頃僕はよく告白される
それが女の子だったら
どれだけ嬉しいか
.........
そう、全て男からなんだよ
死にたい
別に男子校に通ってる訳でもないのに
女の子もいるのに
言うとじまんみたいになるかもだけど
顔はいい方だよ
ブスではないと思う
うん、多分
女顔って訳でもないよ
可愛いとも言われたことないよ
だから好きになる要素なんてないんだよ
なのに、、
「はぁー」
「どーしたんだよ」
「うん?あっ峰か」
この男は僕の唯一の友人で
峰垣 春 (みねがき はる)
運動バカでいつも走ってるイメージがある
まぁ実際ずっと走ってるけど
「なんかあったのか?」
「別に、なんでもないよ。ただ人生に絶望してただけだよ」
「いやいや、まてまて。すごく重症じゃねーか。
なんでもなくないだろ、どーしたんだよ」
「はぁー、キミには一生わからないことだよ」
なんせキミは女の子にモテるからね
ほんとムカつくほど
ムカツキすぎて殴りそうだよ
「おいおいまてまて、なんだその手は、なんで構えてんだよ」
あっ僕としたことが
行動にでてしまうなんて
よほどストレスが溜まっているんだな
うん帰ろ
「あっおい!ちょっと待てって」
「なに?まだ何かあるの?僕は早く帰って、寝たいんだけど」
「いや何かあるっていうか、今から授業だろ。なに帰ろうとしてんだよ」
「え、何言ってるの?僕は帰りたい時に帰るんだよ。それを邪魔するなら、いくらキミでも容赦しないよ」
「ぅ、、、」
「じゃ、また明日」
最初のコメントを投稿しよう!