お母さん、俺死んだ見たいです。

2/17
36人が本棚に入れています
本棚に追加
/135ページ
ここはどこだ? そう自問自答をするのは十八歳の少年 竜ヶ崎暦(りゅうがざきこよみ)だ。 彼が立っている場所はどこまで続いているのか、どこに立っているのかもわからないそんな暗闇の世界。 彼は、ふつーに高校へ行き。 ふつーにアルバイトをし。 ふつーに青春を謳歌していた、ごくごく普通の、普通過ぎる高校生。 「なぜ死んだ?なぜ!?」 俺は大声で天に問いかけた。
/135ページ

最初のコメントを投稿しよう!