Srgarcoar-シュガーコート- 1stStepえぴろーぐ

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あ……。 叶多は声を漏らしながら、かすかに開いていた脚を閉じようとした。 が、そのまえに戒斗が動き、触れられた刺激に躰が跳ねる。 逃げようとベッドの端に脚を上げると、逆に戒斗の手を入りやすくした。 戒斗の躰をも脚の間に滑りこませてしまう。 そのうえ、頭のすぐさきは壁があって逃れようがない。 戒斗は叶多の右足を抱えこむようにしてベッドにのった。 戒斗の指先が下へとたどる。 やっ。 叶多は小さく叫んで頭を反らした。 戒斗はためらう素振りもなく触れる。 かすかに水の音がした。 戒斗が触れたことで、そこが濡れているのに叶多は気づいた。 何? あたしの躰、もしかしてヘン?
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