9人が本棚に入れています
本棚に追加
もう、始まりは覚えていないが、
父が僕に、性的な事をしてきた。
父は、いつも、僕の事を可愛いといい
エッチなことをされた。
何で、こんなことをするのか、
分からなかった。
でも、それを受け入れてしまった。
僕は、父と一緒にいたい、嫌われたくない
その一心だった。
嫌われたくなくて、色んな事をした。
炊事、洗濯。
父に言われた通りに何でもした。
母は、段々、帰ってこなくなっていた。
帰ってきても、僕の事を無視した。
いつからか、居なくなっていた。
後から、聞いた話。
母は、父と僕の関係の異常に気付き、
父に止めるように言ったが止めず、
愛想を尽かし出ていったらしい。
僕の頼れる人は、父しか居なくなって
しまった。
僕の世界は、父の言うことは絶対だった。
仕事が忙しくなり、帰ってこない日も
増えていった。
だから、帰ってきた日は、奉仕をした。
性的なことをする事が当たり前に
なっていた。
八歳になった頃。
何故、外に出てはならないのか。
父に言ったことがある。
父は、
『外は危険だ』
それだけだった。
でも、父の言うことは絶対な僕に取って
理由としては十分だった。
学校すら、行ってなかった、いや、
学校という単語すら知らなかった。
最初のコメントを投稿しよう!