エピローグ

2/2
前へ
/244ページ
次へ
様々な音に掻き消されてきた日々を君は覚えているだろうか?良いことも悪いことも思い出す時は多々訪れる。そこに誰か、人は居るだろうか?人は自分のためだけに生きようと思った時、途端に生きられなくなる。誰かのために生きようと思えるだろうか?利用するのではない。利用されるのでもない。ただ、人に優しくあれ。一人でも善い人間が増えますように、少しでも誰かの幸せな時間が増えますように、君よ、優しくあれ。君よ、どうか、幸せであれ。 ────若人さん、今日は何処にいきますか? 君は誰と何処に生く(生きる)のだろうか。
/244ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1065人が本棚に入れています
本棚に追加