プロローグ

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 とある町の繁華街の一角に、一本の変わった形をした木がぽつんと立っていました。  その木の幹には、まるで洞窟の入口のような穴がぽっかりと開いています。  繁華街にあるので、何かのお店の入口かな? とも思われるのですが、看板はどこにも出ていないのです。  この物語は、偶然この木の前を通りかかった、とある一人の青年の体験記。
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