一話

6/17
前へ
/19ページ
次へ
「ん?」  俺の携帯電話がブーッと震えた。 メールか。  俺はホームへ通じる階段を上りながら、携帯電話をズボンポケットから取り出し、折り畳まれてあるのをパカリと開ける。 採否結果のご案内かよ。 俺は件名を見ると、期待を全くせずにメールの中身を開いてみた。
/19ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加