廃れた日々

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    部活にももちろん所属してた。   吹奏楽部   でも 私の持ち前のリズム感と音感のなさ、人見知り、他にも原因があったわけで 部活の中で先輩とあまり仲良くなれなくて、仲良い同級生も出来なくてあきらかに浮いてる存在になっていた。   「…なんか、あの子って暗いよね。」 「そぅそぅ、感じも悪いしね。」 「あんまり話したくないよねぇ。」   "…別にあんたらと話したくて部活入った訳じゃないし。 ここも長くいる気ないし仲良くする必要なんてない。"   そんな事を私はどこか冷めたように考えながら過ごしてた。  
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