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「「ご馳走様でした」」
お互い手を合わせて、食べ終えた食器をキッチンへと運ぶ。
「ハルはゆっくりしてて!」
「いいよ。手伝う」
スポンジを手にしようとしているハルの背中をそっと押して、リビングへと誘導する。
「いいから!早く帰れた時くらい、ゆっくり身体休めてよ」
「…サンキュ。しい」
私は再びキッチンへと戻って、チャッチャと食器を洗い始める。私は、この時間が好き。キッチンからハルの背中を眺めながら、後片付けをするこの瞬間が。
キッチンを片付け終えた私は、デザートにアイスを出そうと冷凍庫に手をかける。
すると、テレビから今日の昼間、耳にした曲がテレビから流れた。
~♪~♪~♪
「あっ!この曲!」
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