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そのままベッドへと移動して、一気に倒れ込む。
ハルの容赦ない刺激が、私の思考を鈍くさせた。
「ハル…っ……明日も…仕…事……」
あっという間に服を脱がされた私は、最後の抵抗をしてみたけれど、ハルは聞く耳も持たず。
「言っただろ?…朝まで寝かせねぇって」
その言葉通り、カーテンの隙間から朝日が漏れるまで、ハルは私を離さなかった。
次、目が覚めたのは、お昼も過ぎた頃。
当然ハルの姿はなく、代わりにいつもと同じメモが一枚。
「……ふふ」
思わず笑みが零れる。
前とは、少し違う距離感に嬉しくなった。
ーーー夜、電話する。
カーテンを開けて、眩しいくらいの光を浴び、目を細めた。
外は、今日も暑そうだ。
「……さて、掃除して帰ろっかな」
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