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私はもう齢(よわい)70を迎える
老人になってしまった。
現在は一国を預かる身である。
今でも、この地位になってしまった
事を不思議に思う…
私は余命宣告を受けて寿命がいくばく
もない。少し昔を思いだし、我が人生を
記して行こうと思う…
分岐点は40を過ぎた頃に始めた
Twitterだった。今ではもう存在せんが。
当時の私は荒んでいた。無職で離婚もし
子供とは生き別れた。もうこの世になど
はっきりいって未練などなかった。
ある日、テレビを見ていた時、無職を
テーマにしたバラエティー番組がやって
おり、当たり前の事を言うコメンテーター
に無性に腹が立った。
当時のテレビ業界はバラエティーが主流
で芸能人と呼ばれる無能な高給取りが
テレビには溢れていた。私と同じ考えを
もった人々も多かったのか業界は低迷して
いた。
(こんな、高給取りに庶民の気持ちなど
わかるはずがない……)
そこで私はこの高給取りの無能な芸能人の
Twitterにコメントを残した。
お前のような無能が善人面して、一般人でも
言えるような、当たり前の事を言って大金を
稼いでいる。それに共感して、踊らされている
バカな国民も多いが、お前はそれをわかって
いるんだろ？
そうするとこの芸能人からリプがあった。
こいつはリプをするのが有名だったので
わざと私はそれを狙った。
視野を狭く持つな！人生はすばらしい！
よけい腹が立ったので、私はこいつを
まずは潰そうと決意した。
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