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学校に行ったら
私の悪口が充満していて
ものすごく
悲しくなった。
移動教室のときも
一緒に行ってもらえなくなり
すごく…
ものすごく…
嫌だった。
このクラスでは
『私』という存在は
もういない。
誰かが手をさしのべてくれない限り、
光への道を教えてくれない限り、
私はずっと暗闇で泣いているのだろう。
自力で光へ向かうには
今の私には
到底無理だろう。
光への地図は
一人では見つけられなくなってしまった。
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