面倒だぁ

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~数分後~ 「さてっ!今の現状と俺を呼び出した理由を教えてくれ」 すっきり顔のホムラと部屋の隅に哀れみの視線を向ける獣王と龍王と亜王 部屋の隅で十字架に磔られた国王 国王の隣でミノムシされた帝王 更に隣で三角木馬(両足に20kgの重り付き)に座らされた聖王 が居ました 亜「昨晩人の三国で同時に勇者召喚が行われました」 「はぁ!三国同時の勇者召喚だって!?」 人の三国にはそれぞれ勇者を召喚する為の魔法陣が有るがそれを使用する場合、三国が会議しどの魔法陣で勇者を召喚するか決めてから召喚を行う決まりになっている 獣「そうだ!しかも勇者を召喚したのが下らない事なんだぞ」 「下らないってどんな感じに?」 龍「あのボロクズ達には娘が居るのを知っているなホムラよ」 「あぁ。確か三人ずつ居たな」 龍「その娘達、厳密に言えば次女達が《昔話に出て来る格好いい勇者様と結婚したい!》と言って勝手に勇者を召喚したのだ」 「・・・・・あのビッチ・・・・・ブチコロス!」
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