第1章 人妻に恋をしちゃうぞっ♪

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あいつは私の顔に唾を吐いた。 散々どつかれ蹴られ許せる訳がない、もし私が許しても祖母が許してくれない。 一種の祖母孝行をしてやる… オノレだけは許さんぞ… あー、ゆづきちゃーん… ガチャッ! 反対側からドアを開けて、ふでぶでしくゆっくり出ていった。 男は少し早くこっちに向かって歩いてきた。 今や!行け! 私は車の芳香剤の缶を素早くポケットから出して、相手の顔面に思っきり投げつけてやった! ゴツッ!!! しめた!相手の鼻っ柱にクリティカルヒットした。 そして、さらに車のドア前に戻り用意していたバールを手に持ち相手のズイ(脚の大腿骨の真ん中)にめがけてぶち込んでやった。 「痛ったあああああああああああああ!」 情けない男だ、私はあんなにボコボコにされても何も言わなかったのにたかが一発どつかれただけで喚き出して 遂に失禁までしだした。 「あははははは!かいだるい男やなあ、小便ちびってんかえ!!」 「おーい、これTwitterに拡散してええかなあ?わははははは!」 女も女で、震え上がってただただ見ていただけである。 かいだるいガキ共め…。 いざとなって何も出来ないなら、ハナから調子に乗るなよ…と思い男に近づいて行った。 ※かいだるいとは、情けないと言う意味です。 「予告編はここまでやで?おにいさん♪」 「おーい、彼女さんよーい!もうお家帰ったりよ♪」 と、祖母の言う通りに女の子には優しくしてあげた。 「あと、Twitterの写メ消しといた方がええで?明日の朝大阪湾の真ん中で冷たくなりたくなかったなっ?」 満面の笑みで近づこうとしたら、すぐ様に携帯を触り消し出した。 「ほほほ…ほら!消したよ!!これでいい?」 「消したらはよいねや、オノレもいてまうぞ…」 そして私が男の睾丸を蹴り上げてる間にプリウスは急発進をしてどこかに消えていた。
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