第1章 人妻に恋をしちゃうぞっ♪

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西堺警察署・・・・・ あの後プリウスと入れ替わりで、赤いランプを光らせたクラウンが到着し、3人ぐらいの警察官のおにいさんに押さえつけられていた。 そして、冷たくて重いワッパはかけられなかったが警察署まで連れて行かれた。 「なあ、悪いのは向こうやねんて!!」 「はいはい、凶器は何使ったのー?」 「使ってません!」 「じゃかあっしゃい!こらガキ!お前のしたことは全てわかってんじゃい!!」 「うっさいんじゃ!!わかってんやったら聞くなや!」 「何お前こら!!」 「おーう、警察官が一般市民に暴力振るうんですかー?」 「おらああああああああ!!」 「石才さん!!やりすぎですって!」 「石頭かよ(笑)」 「はあはあ…お前だけは覚えとけよ」 「すんません、僕頭悪いんでわすれまーす」 「なんなら三分前に持ってた携帯どこやったか…」 「今日はもう帰っていいよ、向こうは被害届出さないらしい。」 「わっかりました!お世話かけました。」 (ばいばーい 亀あた…あっ、石頭さんよ!) こんなケンカになる時に限って白い服やお気に入りの服を着ている… 買ったばかりのワイシャツは、ボタンは取れていて私の血と返り血で真っ赤っかだった。 胸くそ悪いのお… ポケットからクシャクシャになったたばこを取り、少し気取りながら火を着けて吹かした。 たばこのフィルターには血が滲んでいた。
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