第1章 人妻に恋をしちゃうぞっ♪

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「おっつー」 返ってきたぞー!! おかあさあああああああああん!! と何故か当時仲の悪かった母を呼んでいた。 その時の会話のラリーは前まで通りで、手応えアリとは言えなかった。 でも、少しずつ内容が濃くなってきだした。 んーパンチ力が欲しい、コミニュケーション量ももっと欲しい… そうだ!ボイスメッセージ!! 私は童顔がウリの一つでもあるのに声は凄く低かった。 当時は見た目は16歳ぐらいなのに、声は25歳とか顔と声が一致しないとかよく言われた。 ギャップ…そう、ギャップである。 それに心のこもった声で言ってあげると、効果はどんなものかな? 「今日も仕事おつかれさん」 と、少しイケメンボイスを意識して低くそしてハキハキとボイスメッセージを送った。 気になる手応えはどうだ? ・・・・・・・・・・・!!!! 褒められた、声だけイケメン!惚れそう!まで言ってくれた。 顔の時点でイケメンだろ?と言いたかったが、素直にありがとうと返した。 なんだろう、この時点では恋はしていなかった。 それから1週間後には、記念すべき初の電話が出来るようになっていた。 声は低かったが可愛らしく、愛嬌のある喋り方にLINEとは全然違う喋り方だった。
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