第3章 ナイショの出会い!まさかの好展開!

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そして、少し端折って木材町のファミリーマートまで着いた。 あの時とその時の違いは、カンカン場でやり回しをしようかと思ったがあそこは一方通行だったからスルーして木材町まで向かった。 (※やり回しとは、だんじり祭りの醍醐味の1つで、4トンもある欅で出来た地車が猛スピードで直角90度に曲がる事をやり回しと言います。) そして、宇佐美の信号を左折して木材町のファミリーマートまで入った。 車を停めた目の前には、結月ちゃんらしい女性が立っていて少し微笑んで…いや、にやけていた。 ガチャッ…車を降りて声をかけるわけだが、何故か私までにやけてしまった。 「ばーか」 「なんじゃい!にやけんなよ~(笑)」 「て言うしんくんもにやけてんで?(笑)」 「あっ、ほんまやな…」 2人「あははははははははははは」 遂に遂にこの瞬間を待っていた。 前は夢だったから、今回も夢かな?と思い結月ちゃんを殴って…いや、つんつんしてみた。 「ちょっ、なにすんよー!!!」 「え、前は夢やったもん…」 「そんなん知らんしー(笑)」 「うるせえぶっ飛ばすぞ」 「やってみい」 「もっぺん言ってみっ?」 「やめてください(笑)」 「あははははは!よしよしっ」 と、優しく頭をなでなでしてあげた。
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