プロローグ

6/7
36人が本棚に入れています
本棚に追加
/72ページ
ある程度結月ちゃんと仲良くなって来た私はそろそろ連絡先を交換して貰おうと考えていた。 結月ちゃんは堅そうな感じだし交換してくれなさそうだけど、ま、当たって砕けちまえ!と思いLINEのIDを聞いた。 「ゆーさんから返事が来ました。」 お!来たぞ…どれどれ? 「いいけど…」 「ほんまに?んなLINEしよよー!!」 そのアプリは、文字制限や卑猥や出会いの類の言葉を送ると不適切な表現として見れなくなるのだ。 それに、結月ちゃんと言う人はどんな人なのか?あと、もっと距離を縮めたかったからIDを教えて待つことにした。 ・・・・・・・・・・・・・・・(笑) 来ない…何かあったのかな? LINEのトップ画像は私の顔に設定してたし、唯一弟の写真も載せてたから既婚者と間違われたのかな? 4時間後…遅過ぎる、さっきまであんなに淡々とやり取りをしていたのになんでだろう? ま、向こうも向こうで忙しいんだろ!と思いその日は寝ることにした。 そして翌日の午後3時過ぎに、携帯のバイブが鳴った。 その時は仕事中だったからチラッとしか見えなかったがLINEのアイコンがあり、なにやら長文気味のメッセージがあった。 誰やろ、まあええや!はよ仕事終わらせたろか!!と思い、4時まで作業をしていた。 そして、仕事終わりにパッと携帯を見ると
/72ページ

最初のコメントを投稿しよう!