第5章 メンヘラってなあに?

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行き道は普通に電話をしながら向かい、トプ画は雛形あきこを幼くしたようなまあまあな写メであり、声も明るくハキハキと話していて 「こいつぁ…大当たりやなあ!!」 「うほほーい!!」 などとまだ会っても居ないのにはしゃぎ倒していた。 そして、八幡までかっ飛ばした私はスピードを緩めるのが少し遅くてガードレールに突進しそうになった。 そして高速を降りてすぐ近くのファミリーマート集合と言うことでそこで待つことにした。 ポキポキ♪ 「ついたー??」 「着いたでー!!」 「どこー?」 「ファミマ!てか何色の服?」 「黒やで☆」 待てよ、そんな女は居ない。 目の前に居てる黒くてマンモスのような女は……… はっ!こいつか!!!! 悲しいかなあ、目の前の女はどう考えても雛形あきこの原形すら無い。 太ってはいないが、どう見ても痩せこけたマンモスにしか見えない… そんなわけないよなあ!と思いつつ、LINEを少しずらして送った。 送った瞬間に携帯を見てすぐ様私と思わしき人物に返事をしてくれた。 どうしよう…ブチってやろうか? いや、あー見えて実は明るい子でマンモスみたいな髪の毛をかき分けたら まぁびっくり!!雛形あきこじゃん!! と言う無いに近い可能性を期待して、クラクションを鳴らしてやった。 ピッピッ!! ビクッ!!!!!!!! 女は凄い勢いで驚いていた。 さあ次のページにオチを書こうか、もう驚いた時点で顔が見えてしまっていた。
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