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その日は、夕食を済ませて優奈をお風呂入れて、そろそろ優奈を寝かしつけようとした頃、宏が仕事から帰ってきた。
私が、宏の夕食の準備をはじめると、宏は優奈をベットに寝かせて、絵本を読み聞かせてくれていた。
間もなく優奈が寝静まると、宏が台所にやってきて、
「今日の晩飯は、何かな?」
と言ったので、私は、
「今日は、優奈の大好物のオムライス!」
と答えた。
すると宏は、
「おっ、いいねぇ!」
と楽しそうに答えてくれた。
ダイニングテーブルで、宏がおいしそうにオムライスを食べる姿を見ながら私は宏に、いつものように今日の優奈の様子を話した。
宏は、私の話を楽しそうに聞いてくれて、優奈が楽しそうで嬉しいと話してくれた。
宏は、
「今週末は3連休だから、3人でどこかに遊びに行こうか?」
と話してくれた。
宏は、いつも私たちのことを考えてくれていて、私たちを楽しませるために頑張ってくれる。
今週末の3連休だって、本当は宏は家で休みたいだろうに、私と優奈が楽しめることはないかと考えてくれている。
こんな素敵な旦那様と結婚できて家庭を持つことができたことは、かけがえのない幸せなことだと感じていた。
この幸せな家庭を絶対に壊さないために、私は最近あった直樹との出来事、美穂さんとの出来事を、決して宏に話すまいと心に誓った。
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