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悩んでいるうちに、直樹からさらなるメールが届いた。
「会って話すことできない?
僕が香織に何か悪いことしたのなら、きちんと謝るよ!
だから、お願いだから会ってほしい!」
私は、この件に決着をつけたいと思った。
だから、直樹からのメールを無視してうやむやにするのではなく、直樹を説得しようと考えた。
でも、会うのはリスクがあると思い、メールでの説得を試みることにした。
「会うことは、できません。
直樹が私に何か悪いことをしたとは思っていません。
私は、直樹とお付き合いしたこと後悔していませんよ!
でも、もうお互いに家庭を持っているのだし、私は、今の家族を大切にしたいの!
だから、これ以上私にメールを送るのは、やめてほしい!」
私は、直樹からのメールを無視することができない自分に、少しイラついていた。
私の心の奥底に、直樹への未練が残っているのかもしれないと思った。
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