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足を差し出せば、ゆっくりと丁寧に上履きと靴下を脱がす。
白く太すぎず細すぎずなふくらはぎには、ハイソックスの後がついた。スカートから見える太ももは机と重力に挟まれ溶けているように柔らかく広がっている。
脱がせている手が反対の足へ移った。
つーっと足に当たる手に興奮して息が少し荒くなる。彼は足にしか興味が無い。いや、顔には少しあると思うがそれ以外はどうでもいいのだ。私が、貧乳だろうが巨乳だろうがお腹が出ていようがいまいが関係ない。彼にとって私の命は足にあるのだ。
「…私の汗、美味しい?」
真夏の冷房をつけない空き教室。机に座ればスカートの中で汗が生産される。まるでおもらしだ。机もスカートもびしょびしょに濡れている。そこから伝う汗を彼は気に入ったようでこの前からずっと舐めていた。
「んっ」とくぐもった声が漏れる。
つま先へと到達した舌が足の裏を舐め始めたのだ。手は太ももへ。私はそれを何もせずに受け入れる。
こんな行為、普通にえっちするよりも数百倍も変態行為なんじゃないだろうか。
入れてもないのに、危ない行為。彼の友達や私の友達に少しでもバレれば高校生活は終わりを告げるだろう。この学校で一番かっこいいと言われている彼と2年連続学年トップをキープしている私。メガネを外せばそこそこの顔をしている。見れないほどブスな訳ではない。ただ地味なだけ。
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